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起業を目指す人のための「転ばぬ先の起業講座」
『 23年前の失敗に学ぶ起業 』
手元に1983年7月24日付けの朝日新聞の4面の切り抜きがある。
「急成長するベンチャービジネス」の大見出しがあり、「金余り現象が下支え」の
文字や「社員に億万長者が続出」など、現在と変わらぬ現象が23年前にも起
こっていた。
記事中には、ベンチャー企業の武藤工業が東証に上場して買いが殺到、12
目にやっと売買が成立したとでている。
ここには、当時を代表的するベンチャー企業として、パソコンメーカーのソード、
産業用ロボットの大日工機、ソフト開発のコスモエィテイが登場している。
当時、ソードの椎名尭慶社長やコスモエイティの薄井優社長は、新しい産業
の仕掛け人として、堀江貴文氏や三木谷浩史氏のように羨望と警戒心とを交
えた複雑な視線で見られていた。
そのベンチャー企業も85年からのバブル景気の中で存在感を失い、ドラフタ
ーから画像情報処理機器へと転換に成功した武藤工業を除くと、ベンチャー企
業として新しい産業の担い手だった会社は消えていった。
何故、企業は生まれ、消えていくのか?
OSA起業研究所の失敗に学ぶ起業は、このベンチャー企業の栄枯衰退をウ
ォッチし続けたところに原点ある。
起業は、誰でも参加することができ、誰にも成功する可能性はあるが、実際は
やる気と努力と運のある人が成功する世界。
一人でも多くの人に社会に役立つ起業を成功してもらいたく、微力ですが、今
年も起業に向けての情報発信を続けて参ります。
何卒、よろしくお願いいたします。
OSA起業研究所