プロジェクトを組んで仕事をすると判るのですが、人間にはホットの人とクールな人とがいます。ホットとは、プロジェクトの目標に向かって積極的な発言や行動をするアクティブな人。
クールな人は、そんなホットな人を冷やかな目でみているネガティブな人です。一人の人間の中にも、ホットな部分とクールな部分とを併せ持っています。
ビジネスで考えますと、ホットな一面は起業やプロジェクトへの参加に積極的で、どちらかというと煩いタイプ。降りかかるリスクをも恐れず、新たなことに立ち向かう勇気があります。
そんな自分に対し、冷ややかな目で見下しているのがもう一方のクールな自分です。失敗したらたいへんですから、止めるように引きとめている自分です。
このような分かったようで分からない文章を書いているわたしの中でもホットな自分とクールな自分とが葛藤しています。多分、人間の誰しもがこのような二面性をもって問題や課題と向かいあっているはず。
人によってはホットの強い人がいますし、その時々の感情の起伏によってクールが強く顔を出すケースもあります。ただ、ここで一つだけはっきりしていることがあります。
それは、陽気でプラス思考の強いホットの性格は、時には手痛い失敗をすることもありますが、この性格が顔を出さないことには、世の中何も生まれませんし始まりません。
クールな一面ばかりでは、失敗することもない代わり退屈な人生を送ることになります。こればかりはどちらが良いとは言えませんが、長い人生を生きるなかでその時その時の答えがあるはず。
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