２０１２年開催されたロンドンオリンピックをきっかけに、ロンドン市内ではテレワークが急速に広がったといいます。勤めている会社の所在地まで行かなくても、ネットワークシステムが整備されている分室での仕事が可能になります。


　２０年に東京オリンピックが開催されますが、東京においても社会が大きく変わるきっかけになりそうです。世界的イベントの開催ですから、競技の祭典には世界中から多くの人が集まります。


　５０代以上の人なら、６４年に開催された前回の東京オリンピックでは、テレビが広く普及した記憶があると思います。一家に一台テレビが普及したことにより、商品やサービスの宣伝広告の方法が大きく変わりました。


　またオリンピックに合わせ、東海道新幹線が開通したことにより学校の修学旅行が大幅に変わりました。西日本の生徒は東京に足を延ばすようになり、東日本からは大阪・京都まで向かうようになりました。


　高速道路の建設も始って、自動車が急に身近になったのもオリンピック景気を抜きには語れません。今回、一兆円を超える資金を投入して開催されるオリンピックには、社会の仕組みを変えるほどの力があります。


　今回、サマータイムの導入がオリンピック委員会から提案され、不発に終わったようですがこれはよかったです。新しい社会変化と言っても、全てがよい方向と言うわけではありません。


　短期間に多くの人が東京に集まりますから、宿泊施設、交通手段、飲食店、遊び場、語学、ボランティアなど、多くの人に接してもらうことができます。
民泊などは、この機会に広く体験されることも考えられます。


　これから起こる変化を上手くビジネスに取り入れることによって、新たな波を起こすきっかけになります。わたしは白内障手術をして、よく目が見えるように準備をしているほどです。





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