大手企業の中でも先進的でも業績のよい会社の間では、社員に副業を認める会社が増え始めています。今は、先行する会社での実績を探っている段階ですが、この動きは日本企業全体に広がる可能性があります。
16年、ロート製薬が社員の副業を認めて話題になりました。ヤフーやサイボウズは、古くから副業を認めている会社として知られています。昨年、ソフトバンクが容認したことで流れが変わってきたような気がします。
新生銀行、ユニ・チャームなど、この4月から社員の副業容認をスタートさせました。どこの会社も、副業での活動が認められるのは、就業時間外や休日のみで、単純なアルバイトなどは禁止です。
あくまでも社員本人のスキルアップにつながる副業に限定しています。副業を真剣に取り組む人間と、会社にしがみつくしか能のない人間では、会社は副業に取り組む人を選ぶ時代になっています。
今後働き方改革が進むと、残業時間が減ることで余暇を如何に過ごすか問題になりそうです。酒を飲んだり、テレビを見て過ごすよりは、副業を通じてビジネスチャンスを探したり、マネジメント能力を高める方が有意義です。
大手企業から始まった流れは、中小企業へ広がることも考えられます。もし副業が認められる機会があるなら、積極的に取り組むべきではないかと思っています。
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