中山おさひろの開業情報
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『ビジネスが大きく変わるか、働き方改革』

平成28年12月22日


 アベノミクスは13年の当初から指摘していた通り、3本の矢の成長戦略を探せず今もって迷走中です。女性の活躍とか、カジノ営業とか、取ってつけた政策を、そのまま成長戦略に置き換えるいい加減さ。


 ただ、働き方改革に関しては今後日本経済に、大きな影響を及ぼす可能性があることを指摘しておきます。今、問題になっているのは、会社に長時間い続けて、仕事をする多くの労働者の時間の使い方。


 この人たちが、1時間を会社から家庭やそれ以外で過ごすと、新たな需要を生むことが期待できます。早く家に帰って運動をする、本を読む、お酒を飲むというだけで、数千万人の新たな需要を生むことになります。


 ランニングシューズ、ビール、書籍などが、どっと売れることを見込みます。数千万人は大袈裟としても、数百万人の需要は見込めることになります。起業や新規事業をする人にとっても、とても関心の高い働き方です。


 それが、家庭にいる時間なのか、それとも会社でも家庭でもない場所での時間になるのか、仮定の1時間とはいえ今は読めません。ただ、過ごす場所が変わり、そこで消費する商品やサービスが生れることは確か。


 日ごろの習慣が切り替わることをパラダイムシフトといいますが、今後働く人の習慣の変化には、神経をつかって注視する必要があります。新たな需要が生れる可能性が大きいからです。


 1980年代半ばから、わが国では週休2日制が大手企業を中心に始まりました。その結果、土日を使っての国内旅行が急速に広がり、旅館・ホテル、旅行会社、観光地などにお金が流れました。


 労働時間短縮での消費をビジネスに生かせるなら、起業にとっても追い風になるはず。当然、既存の会社も新しい需要の取り込みに走りますから、その中から新たなビジネスを考えることで、起業成功に結びつけたいものです。





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