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『起業で失敗しないための参入障壁チェック』

平成28年5月27日


 一度でも起業経験のある人なら、事業参入障壁の高い低いに関して人一倍神経を使うはず。誰にでも参入できる事業ほど怖いことは、経験で身に染みて感じていると思うからです。


 よく、「わたしにも簡単に起業できる業種を教えてください」と言った相談をもらいますが、起業経験のない人の特権ともいえる相談です。多分今なら、ネットショップとか民泊が誰でも参入できる事業の代表例。


 誰にでも参入できるということは、それだけ業界の競争が激しい世界のはず。一時は人気を集めても、半年もすると後続企業にお客さんを奪われるような過酷な業界です。


 ネットショップにおいてよく聞く話ですが、一月の売り上げが100万円を超える商品を販売しても、半年後には5万円なんてことが当たり前に起こる世界です。


 そのため開業する前には、参入を目指す市場での「既存の事業者」、「お客さんとの力関係」、「仕入先との力関係」、「代替品の存在」、「新規参入者の可能性」の5つの力を調べておく必要があります。


 この調査は、これから参入する業界の収益率を事前調査する方法です。もしも収益率が低い業界であっても、あなたが扱う商品やサービスによっては勝算のあることは確かです。差別化が必要になります。


 それなら、反対に参入障壁の高い業界を目指そうとする場合、自分自身が参入できないケースもありますから注意が必要です。訪問看護で起業しようとして、柱となるはずの看護士さんが見つからないケースはよくあります。


 初めて起業する人の場合も、楽に開業できる業種なんて地獄の入り口に近づくようなことは考えず、自分にしかできないフィールドを時間をかけて探し、参入障壁を意識しながら開業につなげてはいかがですか。







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