マイナス金利がスタートしました。わが国では、これまで経験のない超低金利時代の始まりです。わたしは、金利にマイナスが導入されること自体、数年前までは知りませんでした。
世界では、ヨーロッパのデンマーク、スイス、スウェーデンなど現在マイナス金利を導入しています。そこで起こっているのは、不動産や優良企業への投資が増えていること。
保険や銀行などでは手数料引き上げの動きがあること。資金が、海外の高い金利に向かうなどの傾向がみられます。ただ日本の場合は、国が巨額の財政赤字を抱えています。人口の急激な高齢化と減少も始まっています。
ヨーロッパの傾向を、そのまま日本に置き換える考え方は危険と思います。現実は、日本は経済大国と言われながらも、ずっと深刻な金融状態に陥っていると思って間違いないです。
低金利の資金を活用して不動産投資が有利と言われても、既に都心などではバブル並みに地価が上昇しています。マンション価格が、サラリーマンの購入できる限界を超えた価格まで上昇しているからです。
そこで、超低金利時代の投資先を見渡したとき、起業が有力な投資先にクロ−ズアップされてきます。しかも、資産運用なら誰にでも手軽に可能ですが、起業の場合は限られた人にだけ可能です。
今後は、開業資金として借りる資金の金利はますます低くなることが予想されます。マイナス金利が続くと、既存の中小企業での廃業や倒産も増えそうな気配します。
これからの時代、手持ち資金を簡単に増やすことはますます難しくなります。起業は資金を増やす特殊な方法ですが、この特殊技術を身に付けることによって、超低金利時代を生き抜くことが楽になります。
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