今の時代、スマホなどを利用したネットゲーム全盛ですが、こんな時代だから昔ながらのボードゲームを楽しむ人も大勢います。
ボードゲームとは紙を使ってのアナログゲームで、双六やカルタなどがよく知られています。今回、「真ん中探し」がビジネスに活用できて面白そうなので紹介します。
多分、ボードゲーム屋さんでは売っていないような、お金のかからないゲームです。参加者は、多いほど面白いですが、5人から10人程度で行なうとよいです。
奇数の場合は全員がゲーム参加でき、偶数の時は一人が進行役になります。このゲームの肝は、どんな問題を設定するかにかかっています。
単純な例では、「開業したら月商いくら位を目指しますか?」「友だちは、何人くらいいると人生は幸福ですか?」
5人でゲームを行なう場合は、全員が希望したり、推測する数字を紙に書いて一人ずつ発表します。この数字の、真ん中の数字の人に100点。最大と最小の人はマイナス50点。
点数の最も多い人が勝ちです。紙とペンがあると、3人以上で誰にでもできる単純なゲームです。問題設定の仕方によっては、人が想定する希望価格や数値を知ることができるゲームです。
昨年、忘年会の開催時間まで早く着きすぎたので6人でやってみましたが、これがはまってしまって、再度ゲームだけで集まろうということになるほどでした。
現在は、モノゴトの判断をすることが難しいと言われます。このような、判断基準が安定しない時代には、できるだけ多くの声を聞くことで、間違った判断を極力減らすことができます。
今注目を集めている思考法 デザインシンキングも、3人から5人程度の人が集まって、モノを作るときのイノベーションを考える方法です。「真ん中探し」と共通するレベルと高めるコツは、専門的な人を集めて実施すること。
デザインシンキングでは、現場の売り手の専門家、買い手の専門家に集まってもらうこと。「真ん中探し」では、経営者やビジネスに精通している人が集まると、お互いの読み比べが震えるほど面白いです。
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