わが国では、政府が起業を推奨していることもあって、昨年あたりから起業が過熱化しています。政府は、開業率を5%から10%に倍増することを目標にしていて、相当増えると見込まれています。
わたしは、現在の開業率倍増に危惧感をもっています。これは、起業する人の立場で考えますと、開業資金の融資やビジネスサポートをしてもらっても、ビジネスを継続することには、何も関与してもらえないことです。
日本中に溢れている、市民会館や体育施設など箱モノ行政と同じで、作ることには熱心ですが、その後の継続のための費用やノウハウはあなた任せです。
起業においても、会社を立ち上げ開業率のカウントを上げることに熱心ですが、開業してからの集客やリピーター作りには、ほとんど関与しないのが今の政府の開業支援です。
もう一つ心配している点があります。開業する人をどんどん集め、セミナーなどで起業家に仕立てていますが、開業する人にはビジネスの初心者から、ベテランまで皆さんまでを一緒にしていることです。
起業家として、初めてビジネス習慣を身につける人から、業界に長く在席して明日からでも開業できる人を同じ起業目的に学ばせることは、小学生と大学生が一緒の教室にいるようなもの。
そこで考えたのが、メモ帳を用意してビジネスの基本から気付きやスケジュール作り、その上で起業する業種探しをする過程をホップ。
既に、起業する業種は決まっていて、新たにイノベーションの見つけ方や起業シミュレーション経験する過程をステップとして、二つに分ける起業法を考えました。
今のトレーニング法では、多くの人が一堂に集まるセミナーで、同じようなビジネスを模索する起業は時代遅れになっています。昔ながらのセミナーは開業することは楽ですが、開業後に独自性を出せず苦労します。
また、起業準備に苦労してしっかりトレーニングをしますと、開業後に起こる社会の変化に対応できるようになります。ビジネスにおいては、大きな変化で倒産しないよう、日ごろから小さな変化を続けることが求められるのが現代の起業です。
起業を考える人にとっては、これまでとは発想を変えたホップ ステップ起業法。できるだけ安全な起業を考えている人は参考にしてみてください。ホップ ステップ起業法はこちらです。
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