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『お客さんのイメージを利用したビジネス法』

平成26年3月20日
 起業における「時間」といいますと、毎日どんどん進んでいく流れる時間をイメージしがち。ところが、人間には古い写真のような、止まったままの時間もあります。この進む時間と、止まった時間とが、一人の人間の中で行き来しながら、モノゴトの判断を行っています。


 最近、ビジネスの世界では、この止まったままの時間に注目が集まっています。食品メーカーや玩具メーカーが、昔の人気商品を復刻版として売り出すケースが増えています。お客さんの頭の中では、現在も昔の人気商品がそのまま息づいているケースが少なくありません。


 中高年層の場合、「ジュリアナ東京」や「C.C.レモン」、豆スナック「ジャック」など、言葉やイメージが頭にこびり付いていて、お客さんの方で勝手に商品イメージを作ってくれています。過去のイメージを活用することによって、マーケティングがとても楽といわれています。


 これから起業する人も、この止まった時間を活用する余地があるのではないでしょうか。商品名やサービス名に顧客ターゲットを合わせ、その年代がかって馴染みのある言葉を生かす手を利用できないかと思います。中高年向け性ビジネスの世界では、「おひまならきてよね」のネーミングが人気を集めていると聞きます。


 このところ、耳の聞こえないはずの作曲家が聞こえていたとか、STAP細胞の発見がインチキ臭いとか、ビットコインの運営会社が倒産とか、消費者が騙しに警戒する話が相次いでいます。このような時代に、馴染みの薄い商品やサービスはなかなかお客さんの理解が得ずらいところがあります。


 何事も、新しいモノゴトは人にはいかがわしく映るものです。その中で企業努力によって、いかがわしいが必要なものとして認めてもらうには、魅力的で独自性のあるものです。お客さんの頭にイメージが残っているネーミングやキャッチコピーは、重要な要素ではないかと思います。


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