例年、5月連休が近くなりますと、わたしが運営します起業面談に相談される方が増えます。今年も、今週から増えていますが、初めて面談される3人の方から、「起業する個人を対象に、面談で相談にのるビジネスがあるのですね」と驚かれました。メールでのやり取りはあっても、面談はとても少ないようです。
起業やビジネスのコンサルタントは、大きく分けますと個人向けと法人と2つに大別されます。一般的に知られているコンサルタントはほぼ全て法人向けです。今売り出し中の、早大大学院教授の内田和成さん、HRインスティテュートの野口吉昭さん、小宮一慶さん、ドリームインキュベータの堀紘一さんなどが代表的な人です。
法人向けの場合、会社の依頼に応じて社内プロジェクトに入り、問題解決に向け方向性を示します。人員も予算規模も成果も、大きなものになります。個人向け起業コンサルタントの場合は、起業を目指す人に起業ノウハウやビジネス理念などがあります。また、開業後のビジネス拡大に向け、集客方法や売上増の相談に乗ることもします。
近年、ビジネスのスタイルは大きく変わりました。価格の設定一つをとっても、費用と利益の積み上げ方式はほとんど見向きされなくなりました。この変化への対応や、起業の時の勘違いをなくすことなども、起業面談では話しています。人生で何度も経験できない起業において、失敗させないことを理念に取り組んでいます。
決して、一つの業種だけに専門的に特化することはしていません。時代の流れを適格にキャッチし、それを起業に生かすことで、少しでも人に役立つ起業のアドバイスをしたいと願っています。そのため、起業する個人を対象とした面談でのスタイルが、そんなにめずらしいとは思ったこともありませんでした。
他の人とは同じ事をしないと決めていましたから、そんな考えがカタチになって少し違っているかもしれません。わが国では、コンサルタントビジネスは、必要性を言われながら普及しないできました。会社の設立方法よりは、どうやってお客さんを集めるか、少しでも多くお客さんに買ってもらうかが、起業コンサルタントにとっては最も大事なことです。
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