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『ビジネスが変わり、起業が変わる』

平成24年1月20日

 わたしは、早く溜まった本を整理しないことには、地震で本の下敷きになって命を落としかねない環境にいます。暇を見つけては整理を始めていますが、いざ本を捨てる段になりますと、未練がましく本の目次を見て躊躇しています。本当に情けない男ですw
                         
 そんな目次を見たなかに、『起業家育成のプロが教える「失敗しない」ゼロからの起業』と言う本がありました。そこには、「社会貢献という名の美談に逃げ込む起業家」と言う項目があります。社会貢献は、失敗する起業の隠れみのと切り捨てています。2004年1月21日に発行した本です。
                         
 今から8年前には、起業の中で社会貢献を行おうと言う考えは、まだ一般的ではなかったようです。わが国で特定非営利活動促進法(NPO法)が成立したのが、1998年。背景には、1995年の阪神大震災があり、ボランティア活動が広く知られるようになってからです。
                         
 その後、金融危機やリーマンショックを経験して、今では企業活動の中に社会貢献は大きな要素を占めるようになりました。2011年の東日本大震災を経験して、企業理念の中に社会貢献を謳う会社はますます増えています。起業する場合も、どのように貢献するのか、関係者に説明する必要があります。
                         
 04年と12年を比較しますと、企業の経営環境は大きく変わりました。企業経営者の意識としては、総人口の減少が始まっていることが大きく影響しています。また、リーマンショック、東日本大震災と日本経済を揺るがす事象が相次いで、日本社会自体の危機意識が強くなっています。
                         
 わたしがここで問題にしたいのは、時代の流れが想像以上に速いことです。古いビジネステキストでは、現在の流れは対応できません。今、ビジネスを行っている会社の中には、この流れに付いていけない会社が少なくありません。従来の惰性で、ビジネスを行っている会社です。
                          
 これらの会社に取って代わる、お客さんの支持を得る会社作りが起業には求められています。そのために、ビジネススキルを高めることが大事です。日ごろから生産性を高めることを考え、今の時代にマッチした企業経営を身に付けることです


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